Arduino・Raspberry Pi

Raspberry Pi×Arduinoで作る、危険な温度をメールで知らせる見守りシステム

夏の暑さのなか、一人暮らしの高齢の方が室温の上昇に気づかず熱中症で搬送されるケースが増えています。Zennで公開されていた個人開発「THSense」は、離れて暮らす家族を介護している人に向けて、部屋の温度と湿度を見守り、危険な温度になったらメールで知らせる仕組みです。

機能はシンプルで、部屋の温湿度を1分ごとに測り、35℃を超えたらメールを送り、ブラウザで現在値と過去の推移をグラフで確認できます。グラフにしたのは、温度が上がり続けるといった予兆に早く気づくためだそうです。

構成が面白いと感じました。センサー(DHT20)の読み取りはあえてRaspberry Piではなく、Grove Beginner Kitに載ったArduinoに任せています。リアルタイム性が高く、正確な値を取りやすいからです。Arduinoは60秒ごとにUSBシリアルでRaspberry Piへ文字列を送り、Raspberry Pi側のPythonがpyserialで受け取って数値に戻し、温度判定、メール送信、データベース保存までを担当します。データベースはAzure上の仮想マシンに立てたMariaDBで、画面はFlaskとChart.jsです。メールはsmtplibでGmailのSMTPから送り、アカウント情報はコードに書かず.envから読み込んでいます。

役割分担がはっきりしていて、小さなIoTの設計例として参考になります。センサーはArduino、判断と通知はRaspberry Piという分け方は、自分でも似た工作を考えるときに使えそうです。ソースコードはGitHubで公開されているとのことです。

出典:Zenn

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